従来のアルツハイマー病による軽度認知障害又は認知症が疑われる患者の脳内アミロイドベータプラークの可視化に加え、抗アミロイドベータ抗体薬投与後の脳内アミロイドベータプラークの可視化も適応範囲となりました。
アミヴィッド静注は2016/12に承認取得後、2023/8にアルツハイマー病による軽度認知障害が疑われる患者さんに対しても使用できるようになり、抗アミロイドベータ抗体薬の投与の要否を判断する目的でアミロイドベータ病理を示唆する所見を確認する場合に使用されるようになりました。
今般、上記にくわえ、抗アミロイドベータ抗体薬を投与した後の、患者さんの脳内のアミロイドベータプラークを可視化するという目的でも使用できるようになりました。
アミヴィッド静注が、アルツハイマー型認知症の治療の選択や治療の経過確認の際に活用されることで、アルツハイマー型認知症の患者さんやご家族に貢献していけたらと思っています。
こちらもご覧ください
2024/7/3 Lilly社のアルツハイマー病治療薬であるdonanemab(ドナネマブ)が米国で承認を取得しました
2024/5/22 Amividの薬価が収載されました
2023/12/20 アミヴィッド静注が保険適用となりました