働きやすい環境
Our people 社員インタビュー
プロジェクトを進める中で、
様々な異分野の専門家の近くで研究できる。
PDPS探索グループ
大学院博士課程修了後、研究員としてがんの分子遺伝学研究、国立大学の助教として感染症研究に従事した後、2020年にペプチドリーム入社、2022年に上席研究員就任。
入社の経緯と入社後に感じるペプチドリームの魅力について教えて下さい
私は学生時代に分子生物学のテーマで学位を取得した後、アカデミアでがんや感染症といった疾患の研究に従事してきました。疾患の研究に携わるうちに治療薬に対する興味が出てきたことと、これまで培ってきた分子生物学・遺伝子工学の知識がPDPSのスクリーニングに生かせるのではないかと考え、ペプチドリームへの入社を決意しました。
入社後はPDPSによるペプチドのスクリーニングと最適化を担当しています。PDPSを使えばどんなターゲット分子に対するペプチドも簡単に取得できると思っていましたが、実際すべてがそんな簡単に進むことはなく、一定の条件を満たすペプチドを取得する必要があったり、ペプチドが取得しづらいターゲットもあったりなど簡単にはいかないことも多くあります。そのような時に、ターゲット分子の情報を調べ、スクリーニング条件を工夫するなど検討する点が多々あり、自分の提案した条件で狙い通りのペプチドが得られた際は達成感があります。
プロジェクトを進めるにあたり、有機化学、計算科学、構造生物学など様々な異分野の専門家のすぐ近くで研究できることがペプチドリームの魅力のひとつと考えています。ペプチドの物性を上げるためにより適した非天然アミノ酸の情報を有機化学者から得たり、ペプチドの結合能を上げるために構造生物学や計算科学者の知恵を借りたりするなど、社内のコラボレーションを通じて日々新しい学びがあると感じています。
お仕事の内容とやりがいについて教えて下さい
PDPS探索グループはペプチドリームの中で最も大きな組織で、PDPSによるペプチドのスクリーニングと最適化が主な業務になります。PDPS探索グループは、ディレクターを中心とした幾つかのチームに分かれており、チームごとに複数のプロジェクトを担当しています。私は現在、ディレクター、上席研究員、研究員から成る7人のチームに所属しており、私自身は1-2個のプロジェクトを担当しています。
私が担当している PDC (Peptide Drug conjugate) プロジェクトでは、米国のパートナー企業と共同研究を進めています。ペプチドリームがペプチドの探索と最適化、パートナー企業が細胞や動物試験を主に担当しており、様々な試験と議論を経てペプチドの最適化を進めていきます。PDPSで得られたペプチドを薬にするまでには多くの評価項目を達成する必要があり色々な困難がありますが、それらをクリアしたときは大きな達成感があります。
研究に熱中した後は、しっかり休める。
メリハリある働き方が魅力。
タンパク質・構造解析グループ
大学院博士課程修了後、新卒で2021年にペプチドリーム入社。
入社の経緯と入社後に感じるペプチドリームの魅力について教えて下さい
製薬企業を中心に就職活動をする中で、ペプチドリームは面接などを通じて、入社後の業務内容やチーム構成、ルールや働き方といった働くイメージを具体的に持てた事から入社を決めました。
入社後に感じるペプチドリームの良さは、仕事を自分で考えながら進めていくことができること、また仕事のオンオフがはっきりしていることです。入社して間もなく膜タンパク質の精製に取り組んだのですが、学生時代の経験に加えて、文献の調査なども行い、チームメンバーと相談しながら新しい手法を確立することができました。このように当時入社間もない私も含めて、自分で考えながら常に新しい研究に取り組める点は魅力だと思います。
また、私は研究の道に入ってから、年末年始にゆっくり過ごしたことが少ないのですが、ペプチドリームは年末年始休暇が長い(今年は12日)為、今年も有給休暇を含めて3週間の冬休みを取りゆっくりと過ごすことができました。研究に熱中する時は熱中し、休む時はゆっくり休むといった、メリハリある働き方ができるのはとても良い点です。
お仕事の内容とやりがいについて教えて下さい
私が所属するタンパク質・構造解析グループは、創薬標的タンパク質の精製と、候補化合物と標的タンパク質の複合体構造の可視化を行っています。グループでは、一人が一つのタンパク質(テーマ)を担当して進めるスタイルですが、特に難しいタンパク質はアプローチを変えて複数人で取り組むことや、他のグループと一緒に取り組むこともあり、グループ内外のコミュニケーションは活発です。自身が解いた構造をもとに次の化合物が作られ、よりよい評価結果が出ている時は、自分の研究が直接会社の事業や創薬に役立っていると感じられます。
また、近年台頭してきたクライオ電子顕微鏡によってペプチドとタンパク質の構造を可視化するという、チャレンジングなテーマにも挑戦しています。このようなチャレンジを通じて、私自身の研究レベルを向上させながら、ペプチドリームの創薬研究への貢献感を得られる恵まれた研究環境だと思います。入社してから、社会人として、また研究者としてこれらの点にやりがいがあり、学生時代に取り組んでいた基礎研究とはまた違った充実感を感じています。
前例のない研究を開拓したくて入社。
山は予想よりも高く、今はまだ5〜6合目。
倉崎 晴彰
メディシナルケミストリーグループ
大学院修士課程修了後、新卒で国内製薬企業に入社、メディシナルケミストとして約11年勤務したのち、2016年にペプチドリーム入社。2020年にディレクター就任。
入社の経緯と入社後に感じるペプチドリームの魅力について教えて下さい
ペプチドリームのペプチド探索技術に対する信頼性は高く、業界でも広く認知される一方で、環状ペプチドを基軸とした創薬研究は発展途上であり、ペプチドリームの中でそのノウハウやナレッジの開拓を進めることに魅力を感じたためです。前例のない研究を開拓する気概をもって入社しましたが、山は予想よりも高く今はまだ5-6合目と考えています。これまでに磨いてきた環状ペプチド最適化のノウハウや研究開発体制は高いレベルのものに仕上がりつつあり、その進捗を振り返ると感慨はありますが、頂上に向けて更なるチャレンジは多くあります。未開拓の領域にチャレンジしたいという方には、魅力的な環境ではないかと思います。
ペプチドリームの魅力は、新しいことに挑戦できること、意思決定の速さ、様々なバックグラウンドの仲間と知恵を絞りながら、国内外の研究者と共同で創薬を推進できることです。環状ペプチドによる創薬という前例のないことに取り組んでいるため、既存の方法にとらわれず、様々な専門分野の方と協業しながら、スピード感を持って研究を進める環境には恵まれています。創薬研究・開発の不確実性は高く、大変なこともありますが、この環境の中でチャレンジできることが、ペプチドリームで働く醍醐味であり、自身の成長にとってもプラスに働いていると実感しています。
お仕事の内容とやりがいについて教えて下さい
メディシナルケミストリーグループでは、様々なプロジェクトの探索研究から開発に近い非臨床研究までに携わっており、具体的にはヒットペプチドからより早く確実に開発候補品に仕上げる業務を担当しています。またその他業務として、ペプチドからの低分子化、様々なモダリティーを活用した PDC (Peptide-drug conjugation) 研究、更には PDPS の技術開発にも取り組んでいます。
ペプチドリームでは、創薬の探索から開発までの一連の流れすべてを体感することができると感じています。これは多くのアライアンスを持つペプチドリームのビジネスモデルと、筋肉質でミニマムな組織体制によるものだと思いますが、様々な関係者がお互いの強みに特化して、プロジェクトが大きなうねりを起こしながら非常に速いスピードでクライテリアを達成できた時は、研究者冥利ともいえる喜びがあります。
トップランナー企業で、
一から創薬研究の組織づくりを。
北村 秀智
薬理グループ
大学院修士課程修了後、国内製薬企業に入社、約30年間薬効薬理研究に従事した後、2021年にペプチドリームにディレクターとして入社。
入社の経緯と入社後に感じるペプチドリームの魅力について教えて下さい
国内製薬企業で薬理研究のグループマネジャーをしていた時に、ペプチドリームでプロファイリング機能を立ち上げるポジションの求人を知る機会があり関心を持ちました。前職では研究の最前線から離れる年代でしたが、世界的に注目度が高い新規モダリティである中分子創薬のトップランナー企業で一から創薬研究の組織づくりをできる点に魅力を感じ入社しました。
入社後はPDPSから生み出される多種多様な化合物評価を統括していますが、既存品や競合品と比べ異次元の結果を目の当たりにすることも多く、改めてペプチドリームの特殊環状ペプチドの可能性を感じています。また、2022年にRI-PDC事業が始まりましたが、この領域での特殊環状ペプチドのポテンシャルの高さを実感しています。世界的にもレアで最先端の技術であり、研究者としての知的好奇心の面からも、ビジネスの成長性の面からも期待できる領域として、ますます今後が楽しみな状況です。
お仕事の内容とやりがいについて教えて下さい
現在は薬理、ADME、物性、製剤、安全性を評価する薬理プロファイリンググループを統括しています。
ペプチドリームの魅力は、なんといっても新しいモダリティである特殊環状ペプチドの実用化に立ち会う機会があることです。私のグループの研究結果は高い頻度でクライアントの評価を受けており、そのフィードバックから学ぶ機会も多く、健全な緊張感をもって研究できる環境にあります。こうした場でメンバーが成長していく姿はもちろんのこと、それを通して特殊環状ペプチドの未来が開けていくことに、最もやりがいを感じています。
これまで一からプロファイリング機能を構築し、価値あるペプチドを効率よく選び出すシステムを整えてきました。今後も薬理プロファイリンググループの拡充・強化を続け、自社品、クライアントとの協働品ともにペプチドリーム発の新薬をお届けできる日に立ち会えるよう、励みたいと思います。
裁量の大きさと意思決定のスピード感は、
コンパクトな組織ならでは。
研究企画・プロジェクトマネジメントグループ
大学院修士課程修了後、国内製薬企業に入社、3年間の探索研究を経て、R&D部門でのプロジェクトマネジメントやアライアンス管理に従事。約16年勤務の後、国内製薬ベンチャーを経て、2022年にペプチドリーム入社。
入社の経緯と入社後に感じるペプチドリームの魅力について教えて下さい
面接の中で言われた「ペプチドリームが創薬の会社から、製薬企業になっていく中で、今まで培った経験を役立てて頂きたい」という言葉が決め手でした。私は製薬企業での開発プロジェクトのプロジェクトマネージャー(PM)やアライアンス管理の経験が長かったのですが、これらの経験を活かしてペプチドリームの次の成長に貢献できるとすればこれほど面白い事はないと思ったからです。
働いてみて感じるペプチドリームの魅力は、コアとなる創薬技術の強さ。仕事面では、幅広い業務に関わることができ、貢献感をダイレクトに感じられること。そしてコンパクトな組織ならではの意思決定のスピードです。新卒で入社した製薬企業では部署異動しながら細分化された業務を幅広く経験させてもらい、二社目のベンチャー企業では臨床開発をPMとしてですが内側から見ることができました。これまでの経験を全て活かして、ペプチドリームでもプロジェクトにPMとして参画し、確実に進捗を感じられることは刺激的です。
お仕事の内容とやりがいについて教えて下さい
研究企画・プロジェクトマネジメントグループの中で、開発寄りのプロジェクトマネジメントを担当しています。開発前のプロジェクトを担当すると聞いて入社しましたが、実際には自社プロジェクトの臨床開発部分も含めて担当することになり、前職の経験をフル活用し取り組んでいます。プロジェクトでは、CMO、 薬理プロファイリンググループと協働し、定期的に海外のCROのコンサルを受けながら、治験デザインの検討を進めています。薬理、薬物動態の担当者、MDがCROと協働し、より良い治験デザインを作り上げていく過程を間近で見られるのが面白い部分です。
自社プロジェクトも進捗する中で、ペプチドリームでは化合物評価、開発研究、臨床企画の役割は今後ますます重要になっていきます。これらの業務においてはペプチドリームの中に新しい役割を構築・強化していけること、ペプチドリーム発の薬を自社の力で患者さんにお届けできる可能性を感じられるやりがいもあると考えています。
日本にいながら世界中の研究者やビジネスパーソンと協働。
日本にいながら
世界中の研究者やビジネスパーソンと協働。
創薬トレンドから交渉戦術に至るまで
世界の最先端に触れる。
西本 紘子
事業開発企画・アライアンスマネジメント部
大学卒業後、国内製薬企業に入社、約14年間勤務の後、医療政策に関わるNPO法人を経て、2020年にペプチドリーム入社。2022年にディレクター就任。サステナビリティ推進室を兼務。
入社の経緯と入社後に感じるペプチドリームの魅力について教えて下さい
ペプチドリームには、事業開発を所管する部門(Business Development and Planning、以下BD)が新設されるタイミングで入社しました。幅広い事業開発活動の中で新しい事に挑戦できるという点と、創薬のアーリーステージに特化したユニークなビジネスモデルに惹かれて入社を決めました。
ペプチドリームの創薬プラットフォーム(PDPS)の詳細は入社してから知ることになりましたが、その技術力の高さにより、世界中から提携の話が舞い込むことに驚きました。グローバルに展開する世界的製薬企業が、ペプチド創薬に取り組む際にペプチドリームを選んでくださり、また提携した会社と数年後に改めて拡大プログラムを締結する事も多くあり、創薬の世界でのPDPSのプレゼンスを感じています。ペプチドリームの最大の魅力は、PDPSという優れた技術を通じて、日本にいながら世界中の研究者やビジネスパーソンと協働することができ、創薬トレンドから交渉戦術に至るまで世界の最先端に触れる機会が多くあることだと思います。
お仕事の内容とやりがいについて教えて下さい
BDは、提携先との契約締結にあたり、科学的な観点、市場性や事業性の観点、提携先の研究開発能力や資金力に至るまで、様々な要素を考慮しながら取引条件を検討し、関係者間の交渉やコミュニケーションを進める役割です。提携先は、メガファーマからアカデミア、ベンチャー迄様々なケースがあり、毎回新たなチャレンジがありますが、自らが発案し、チームメンバーと共に組み立てたプロポーザルが、タームシートや契約書の文言に落とし込まれ、双方が合意し、締結に至った時には大きな達成感があります。
また、携わった契約から研究プログラムやPDPSの技術移転がスタートした後も、交渉時に想定していなかった問題への対応や、研究成果の公表や特許出願に至るまで、研究者をはじめ、広報、法務、知財等多岐にわたる部門と連携しながらプログラムを進めていきます。自身が関わった契約が、研究プログラムとなり、その研究から候補化合物が生まれ、その成果が提携先との更なる繋がりとなる。私は研究者ではないので、薬を創ることはできませんが、新たな提携の機会を見つけ、各部門と連携しながら、新薬開発のプロセスをサポートし、成果まで見届けることができるのはこの仕事をしていて一番やりがいを感じる部分です。