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2023.11.09
決算関連

2023年12月期 3Q決算について

みなさま、こんにちは。IR広報部の沖本です。本日、202312月期3Q決算を発表しました。

決算短信

2023年1月~9月業績

売上収益225億円、営業利益67億円、四半期包括利益59億円となりました。

売上の内訳としては、創薬開発事業が107億円、放射性医薬品事業が119億円です。

創薬開発事業においてGenentech社やアステラス製薬と新規の大型の提携を行ったことにより2023年2Qから大幅に収益が拡大しました。

なお、2023/10に発表したNovartis社からのマイルストーンフィーについては4Q決算に計上される予定です。

2023/9/8に発表した通り、放射性医薬品事業の取得の際の条件付対価の支払いが40億円発生し、金融費用として20億円が発生しました(20億円は前期に計上済み)。合計40億円の支払いについては新たなシンジケートローンの借入により行います。これはPDRファーマのアミヴィッドがアルツハイマー型認知症に関する適応拡大の承認を取得したことにより、富士フイルムに成功報酬を支払うというものです。適応が拡大したことで、アミヴィッドが軽度認知障害や認知症が疑われる患者さんの脳内アミロイドベータプラークの可視化にも使用できるようになりました。

資金の借入に関するお知らせ

また、2023/9RayzeBio社がNasdaqに上場しペプチドリームが保有株式を一部売却したことなどにより、その他の包括利益として約23.8億円が生じています。

ペプチドリームの売上収益は提携やマイルストーン発生のタイミングに左右されるため、定常的な数字とはなりません。今年は大型の提携を3Qに行ったことにより、3Qの売上が225億円、前年同期比+101.1%という非常に大きい数字になりました。

20237月以降の研究開発の進捗

一方、2023/10/26に発表した通り、PD-L1阻害剤プログラムについてBMS社から、他プログラムとの優先順位付けの観点から現在健常人を対象に実施しているフェーズ1が完了した後は、フェーズ2以降の開発は自社では継続しない旨の通知を受けています。現在実施しているフェーズ12023/11に終了し、2024年前半に結果がまとめられる見通しです。ペプチドリームでは、BMS社からの結果報告書の内容を確認した上で、今後の別の形での開発継続の可能性について検討していきたいと考えています。

詳しくはこちらをご覧ください。

今後の見通し

臨床・主な前臨床プログラムをお示しします。

2024年に期待されるカタリストとしては

Amolyt社 GhRプログラム フェーズ1試験の終了
ペプチエイド PA-001 フェーズ1試験の開始
RayzeBio社 GPC-3プログラム IND申請
自社 CAIXプログラム Human Imaging試験の開始

です。

今回、プログラムの並び順を大きく変えました。現状の想定で、今後の進捗が早いであろう順番に並べています。Amolyt社は2023/6に健常人を対象としたフェーズ1試験を開始し、来年終了する予定です。また、今月発表した自社のRI-PDCプログラムであるPD-32766も新たに表に加わりました。

モダリティをイラストでお示ししていますが、RI-PDCのプログラムが13プログラム中5プログラムとなり、順調に増えているのがおわかり頂けると思います。

ペプチドリームは新規の契約による売上とパイプラインの進捗の両面で順調に進捗しています。今後も何か進捗があり次第お知らせさせて頂きます。

ペプチドリーム広報の沖本です

生命工学系の大学院を卒業後、出版社、証券会社をへて昨年よりペプチドリームに入社しました。わかりやすくリリース内容や技術内容をお伝えしていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

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