ペプチエイドが2024/10から実施していたPA-001のフェーズ1試験が完了しました(プレスリリースはこちらから)。
PA-001はペプチドリームのPDPSプラットフォーム技術を用いて創製された環状ペプチドで、新型コロナウイルスが人の細胞に侵入する際に必須となるスパイクタンパク質を標的としています。
フェーズ1試験では健常成人および高齢者を対象に安全性と薬物動態を評価しました。
有害事象のほとんどは軽度で、薬物動態としても、用量依存性が認められ、高齢者と非高齢者の差も見られませんでした。
この試験の結果や、今後の新型コロナウイルス感染症の拡大状況などを考慮した上で、今後の方針を検討していきたいと思います。