※この記事は株主・投資家の方に対して情報提供することを目的にしています
本日、PDRファーマで販売している「ライアットMIBG-I131静注」の適応拡大が承認されました。
公知申請による承認
「ライアットMIBG-I131静注」は、2021年に褐色細胞腫・パラガングリオーマの治療薬として承認されましたが、このたび、神経芽腫も新たに適応として追加されました。神経芽腫に対しても効果が見られるという研究論文などをもとに、患者団体などからの要望もあり、2025/5/20に適応拡大の承認申請を行いました。医療上の必要性が高いことから、臨床試験を新たに実施せず、国内外の豊富な臨床研究の実績をもとに承認されました。
詳細については、6/6のブログをご覧ください。
Bridgea DISPENSER改良による投与作業の負担軽減
さらに、「ライアットMIBG-I131静注」の適応拡大に合わせ、PDRファーマのソリューション製品である「Bridgea(ブリジア) DISPENSER」の機能拡張を行いました。
Bridgea DISPENSERは、放射性医薬品の専用容器内のバイアルから薬液を抜き取り、必要な薬液量に調整する装置です。今回、複数本のバイアルから薬液を抜き取り、目的の量に集液できる機能が加わりました。適応拡大により、多くの本数を使用することが予想されるため、投与作業を簡便にし、作業する方の被ばく量も低減することを目的としています。
PDRファーマでは、引き続き、
- 既存製品の価値最大化
- 次世代放射性医薬品の開発
- 海外製品/ 後期開発品の導入
など、多面的な戦略により、成長を続けていきたいと考えています。