昨日、PSMAを標的とする放射性医薬品である、177Lu-PSMA-I&Tと64Cu-PSMA-I&Tの治験計画届を提出しました。
PSMA-I&Tという化合物を64Cuを標識したものは診断薬として、177Luを標識としたものは治療薬としての開発を進める、セラノスティクス医薬品です。
これらの化合物は、2024/10/1にCurium社との戦略的提携を実施し、日本における臨床開発を共同で行うことになりました。その後、PDRファーマが承認申請、製造、販売を主導する計画です。
Curium社はこれらの化合物の海外でのフェーズ3試験を実施しており、177Lu-PSMA-I&Tについては、転移性去勢抵抗性前立腺がんの患者さんを対象としたフェーズ3試験において主要評価項目を達成しました。
ペプチドリームグループでは、Curium社の海外データを最大限に活用し、国内において最短での承認取得をめざします。
PSMAプログラムについては、2025/2に実施された決算説明会において、今年の下期に臨床試験を開始すると説明させていただきました。
予定通り順調に進んでおり、また進捗についてお知らせさせて頂きます。
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2024/10/8 Curium社との戦略的提携を発表しました