PeptiDream
EN

Folllow Us:

企業情報
技術情報
パイプライン
株主・投資家向け情報
サステナビリティ
ニュース
採用情報
お問い合わせ
2025.01.09
初めての方へ

放射性医薬品事業のビジネスモデルについて

ペプチドリームは①創薬開発事業と、②放射性医薬品事業の2つのセグメントで事業を展開しています。

放射性医薬品事業は、PDRファーマ株式会社で行っている事業です。(ペプチドリームで行っている創薬開発事業のビジネスモデルについてはこちら

PDRファーマは放射性医薬品を50年以上にわたり販売しているこの分野におけるパイオニア企業です。1968年に第一製薬グループ(現在の第一三共グループ)と米国マリンクロット社の合弁会社として設立され、その後富士フイルムグループとなり、2022/3よりペプチドリームグループに参画しました。

本社は東京都中央区、生産・研究拠点が全国に3か所(千葉・川崎・茨木)、営業拠点が全国に8か所(北海道・東北・東日本・中部・関西/京滋北陸・北陸・中国四国・九州沖縄)あり、合わせて520名の社員が働いています。

PDRファーマは。現在 23 品目の放射性診断薬(SPECT 診断薬および PET 診断薬)、及び8品目(3製品カテゴリー)の放射性治療薬を国内で販売しており、売上収益のほとんどがこれらの製品を国内で販売することで発生しています。創薬開発事業が一時金を主体とした売上になっているのに対し、放射性医薬品事業は製品販売により収益が出ているため、四半期ごとのブレが少ないのが特徴です。創薬開発事業は2024/4のノバルティスとの提携など、大型契約によって一気に収益を上げることができますが、大きな新規契約がない四半期は赤字になります。ペプチドリームが創薬開発事業に加え放射性医薬品事業を行うことによって、売上の安定化・多角化につながっています。

PDRファーマがペプチドリームグループに加わってから大きく変わったのは、放射性治療薬セラノスティクスの研究・開発を積極的に進めている点です。

現状、放射性医薬品は診断薬が中心です。治療にも使える威力の強い放射性物質をペプチドなどのリガンドに結合する、がん細胞への選択性を高めた新たなタイプの薬の開発が進んできていることで、放射性治療薬は「今後10年~15年の放射性がん治療を変容させるだろう」と言われています。

現在積極的に開発を進めている放射性治療薬セラノスティクスは2020年代後半~2030年代の上市を目指しています。将来は、PDRファーマの売上のメインを次世代の放射性治療薬が担い、利益率も大きく向上させていくことを目指しています。

ペプチドリーム広報の沖本です

生命工学系の大学院を卒業後、出版社、証券会社をへて2020年にペプチドリームに入社しました。わかりやすくリリース内容や技術内容をお伝えしていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

ページトップへ戻る