ペプチドリームの創業者である菅 裕明教授が、2026年アントニオ・フェルトリネッリ国際化学賞を受賞しました。
RNAから構成される酵素(リボザイム)を活用し、遺伝子コードを「リプログラムする」技術が高く評価されました。
体内において、特定のアミノ酸に特定の遺伝子配列が対応しており、遺伝子配列情報をもとにリボザイムの関与によって、体内のペプチドやタンパク質が作られます。また、その際に体内が利用するアミノ酸は天然アミノ酸と呼ばれる20種類のアミノ酸です。菅先生の発明したフレキシザイムは、非天然のアミノ酸もふくめ、遺伝子配列とアミノ酸の対応関係を高い柔軟性でデザインすることができる、「リプログラム」の技術です。
この技術を活用することで多様なアミノ酸ライブラリーから非常に多様なペプチドライブラリーを作り出すことが可能となり、ペプチドリームの創薬プラットフォーム技術であるPDPSの原型となっています。
アントニオ・フェルトリネッリ賞は、イタリアで最も古く権威のある科学アカデミーである、リンチェイ国立アカデミーが付与している国際賞であり、イタリアの有名なアントレプレナーであるアントニオ・フェルトリネッリ氏が創設したということです。
ペプチドリーム設立20周年の節目に菅先生が権威ある国際賞を受賞されたことを大変嬉しく思っております。心からお祝いを申し上げます。