先週、ペプチドリームでResearch Presentation Dayを実施しました。
これは、社内の研究者による口頭・ポスターによる研究発表と質疑応答を行う催しで、チーフ・サイエンティフィック・オフィサーのクリスチャンが発案し、昨年から開始されました。
Research Presentation Dayの目的は、社内の研究者同士で、お互いの研究活動に対する理解を深めることに加え、技術やトラブルシューティングの共有、プレゼンテーションスキルの向上、など様々な面でポジティブな効果が得られています。
うまく進んだ研究を讃えるだけではなく、どのような失敗があったのかを共有することも組織全体にとって大きな学びになるために、さまざまな研究活動を様々な切り口から発表しました。また、研究が行き詰っている時に、いろいろな分野の研究者からの質問を受けることで、新たな発想を取り入れたり、問題の解決の糸口を見つけることにつながることもあると言います。
Research Presentation Dayの最後に、参加者からの投票と、審査員の審査によるアワードが発表されました。Best oral/ Best poster発表に加え、”Scientific Troubleshooting Award"や、"Best discussion Award"が設定されたのも、このイベントが目指すさまざまな側面にスポットライトを当てたものです。
優れた口頭発表の演者にBest oral Awardの賞状と盾が贈られました
建設的な議論を行ったチームに贈られました
トラブルを解決に導いた研究活動に対してScientific Troubleshooting Awardが贈られました
ポスター発表では飲み物を片手に活発な議論が行われました
発表者や事務局メンバーは大変な準備に追われましたが、実りある一日になり、またこれからの研究への意欲が高まったのではないかと思います。このような取り組みを続けていき、ペプチドリームの創薬活動を実現していきたいと思います。