12/19に、Novartis社によるフェーズ1試験開始によるマイルストーンフィーを受領しました(リンク)。
これは、2019年にNovartis社と行ったRI-PDCなどの共同研究開発の契約に基づくもので、パイプライン表で「Novartisプログラム#2」と記載されているものです。
フェーズ1試験は、18歳以上の局所進行性または転移性浸潤性膵管がん(PDAC)、非小細胞性肺がん(NSCLC)、HR陽性/HER2陰性の小葉がんおよび乳管がん、トリプルネガティブ乳がん(TNBC)、大腸がん(CRC)の患者さんを対象に、治療薬である177Lu-NNS309の安全性、忍容性、線量、初期的な有効性を検証すること、および診断薬である68Ga-NNS309のイメージング剤としての特性を検証することを目的として実施されています(ClinicalTrials.gov: NCT06562192)
フェーズ1試験の開始によりNovartis社からマイルストーンフィーを受領します(金額は非開示)。2024年12月期第4四半期の売上収益として計上される予定です。
ペプチドリームのペプチドを用いたRI-PDCから今般初のフェーズ1試験開始ということで、非常に喜ばしいニュースです!
ペプチドリームの環状ペプチドを用いたRI-PDCプログラムの進展は順調で、GPC3プログラムは2025年1Qでのフェーズ1試験の開始を予定しており、CA9プログラムは2025/2にフェーズ0試験の結果を公表します。
また何か進展があればお知らせさせていただきます。