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2024.10.22
PDR

日本泌尿器腫瘍学会で発表します

2024/10/2627に開催される日本泌尿器腫瘍学会の集会で、ペプチドリームがPD-32766の前臨床試験の結果について発表を行う予定です(リンク)。

PD-32766は腎細胞がんに特異的に発現するがん抗原であるCA9を標的とした放射性医薬品で、ペプチドリームのPDPS技術を活用した環状ペプチドと放射性核種を結合させたセラノスティクス医薬品です。

PD-32766はプロジェクト開始から2年という短期間で腎細胞がんの患者さんを対象としたイメージング試験まで到達し、現状は患者登録が完了してデータを解析中です。今回は、前臨床試験、すなわちマウスやラットを用いた試験で、PD-32766ががん組織に集積し、腫瘍を縮小させる効果を示したという結果について発表を行います。(なお、CA9の患者さんでのイメージング試験の結果については2025年初めの発表を予定しています。)

また、この学会では2024/10/1にPDRファーマとの提携を発表したCurium社の発表も行われます。今後、Curium社とPDRファーマは177Lu-PSMA-I&T(治療薬)および64Cu-PSMA-I&T(診断薬)という前立腺がんを対象とした薬剤の日本国内における臨床開発を共同で実施し、PDRファーマが承認申請、製造、販売を主導します。Curium社は、両剤の海外でのフェーズ3試験を実施しています。今回Curium社が発表するのは、64Cu-PSMA-I&T(診断薬)のフェーズ1/2試験の結果についてです

この2つの発表の詳細については以下の通りです。

タイトル:CA9結合ペプチド PD-32766の腎細胞がんに対するラジオセラノスティクス薬剤の創製
形式:ポスター発表(MP06-4
日時:20241027日 14:1015:05

タイトル:Prospective, multicenter, first-in-human phase 1/2 study of 64Cu PSMA I&T investigating dosimetry, safety, and efficacy in men with biochemical recurrent metastatic prostate cancer
形式:ポスター発表(AP01-6
日時:20241026日 14:1015:05

ペプチドリームグループでは、放射性医薬品領域を強化していますが、中でも泌尿器腫瘍についてはCurium社と共同開発を行うPSMA-I&T(前立腺がん)や、ペプチドリームの自社プログラムであるPD-32766(腎細胞がん)など、もっともフォーカスしている疾患領域となります。プログラムの進捗に応じて、今後も学会発表の機会が増えてくると思いますので、またお知らせさせていただきます。


こちらもご覧ください

2024/10/8 Curium社との戦略的提携を発表しました

2024/6/4 PD-32766の臨床研究を開始しました

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