PPMX-T002はペルセウスプロテオミクスとＰＤＲファーマとの間で構築してきたデータを活用し、ペルセウスプロテオミクスが主導して開発・導出を進めています。
カドヘリン3という標的に対するモノクローナル抗体に放射性物質を結合した放射性医薬品です。
もともと、ベータ線を放出する90Yで標識しており、がん患者さんを対象とした第1相臨床試験の拡大パートにおいて、がん組織への特異的な蓄積を示すことができていました。ペルセウスプロテオミクスは、標識核種を90Yからアルファ線核種である225Acへの変更を進めており、今般、マウスの担がんモデルにおいて、225Ac を標識した抗体では、90Y を標識した抗体に比べて顕著な治療効果が示されたということです。
EANMはRI関連で欧州でもっとも注目度の高い学会です。ポスター発表の内容について、大変興味深く、注目したいと思います。
