本日、ペプチドリームのチーフ・メディカル・オフィサー（CMO）である村上雅人が、ＰＤＲファーマの代表取締役社長に就任しました。研究開発本部長も兼務しています。
村上CMOは2022/1にペプチドリームに入社しました。東海大学医学部卒業後、病理医として勤務し、東京大学大学院で医学博士を取得後、医師のバックグラウンドを強みに製薬企業での基礎・臨床・トランスレーショナルリサーチ分野での知識・経験を豊富に持っています。前職の第一三共では日本、アメリカをベースにバイオマーカー推進部長、グローバルプレシジョンメディシン部長を務め、臨床病理の経験を生かしたがん、非がん領域での治療薬、ならびに診断薬のグローバル開発戦略の立案・実行を担当し、研究後期から臨床開発段階をつなぐトランスレーショナル組織を設立、主導し、多くの早期、後期治療薬開発に携わってきました。
ペプチドリームに入社後は、CA9プログラムをはじめとする自社・戦略的提携プログラムの開発を前に進める活動を主導してきました。また、2022/3よりグループとして加わったＰＤＲファーマの提携活動にも大きく携わっています。
64Cu-ATSMやCA9プログラム、さらにそれに続く放射性医薬品のプログラムを進めていくうえでＰＤＲファーマが重要な役割を担います。村上CMOは引き続きペプチドリームのペプチドを活用した自社・戦略的提携プログラムの臨床入り～臨床開発を推進するとともに、RIセラノスティクス（セラノスティクスについてはこちら）の実現を見据えたＰＤＲファーマの研究開発・製造・販売の体制を作っていきます。
