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Governance ガバナンス

Governance Initiatives

基本方針

私たちは、持続的な成長の実現には公正で透明性の高い経営を行い、企業価値を継続的に高め企業の社会的責任を果たし、私たちのすべてのステークホルダーから信頼を得ることが不可欠であると考えます。コンプライアンスの徹底を図るとともに、積極的かつ迅速な情報開示による透明性・健全性の向上と効率経営を実現するための施策並びに組織体制の継続的な改善・強化に努めてまいります。

コーポレートガバナンス体制

コーポレートガバナンス体制について

ペプチドリームでは、取締役会における議決権を有する4名の監査等委員が経営の意思決定に関わることで、取締役会の監査・監督機能を強化することができ、コーポレートガバナンスをより一層充実させるとともに経営の効率化を図ることが可能であると判断し、監査等委員会設置会社としています。

取締役

役員一覧

リード・パトリック

社内取締役
代表取締役社長 CEO(指名・報酬委員)

生年月日 1975年1月14日
在任年数 14年
所有する当社株式数4,490,000株

2003年8月 Dartmouth Medical School NRSA Post-doctoral Fellow
2004年4月 国立大学法人 東京大学先端科学技術研究センター 特任助教授
2005年1月 国立大学法人 東京大学国際産業共同研究センター 客員助教授
2006年4月 国立大学法人 東京大学国際産業共同研究センター 特任助教授
2007年1月 当社 入社
2008年8月 当社 取締役
2012年5月 当社 取締役 研究開発部長
2012年9月 当社 常務取締役 研究開発部長
2014年7月 当社 常務取締役 研究開発部担当
2017年9月 当社 代表取締役社長
2022年1月 当社 代表取締役社長 CEO(現任)

取締役選任理由
リード・パトリック氏は、創業間もなく当社に入社し研究開発業務を牽引しており、当社の取締役として経営を担い、高い見識と能力を有しております。今後も引き続き取締役会の意思決定に際して、取締役としての職務を適切に遂行できるものと判断しています。
2022年取締役会出席率 89%(17回/19回)

舛屋 圭一

取締役副社長 COO

生年月日 1969年4月2日
在任年数 7年
所有する当社株式数0株

1998年4月 三菱化学株式会社 入社
2001年9月 ノバルティスファーマ株式会社 入社
2006年4月 Novartis International AG 入社
2008年11月 同社 Head of PPI Drug Discovery and Novartis Leading Scientist
2014年7月 当社入社 研究開発部長
2015年9月 当社 取締役研究開発部長
2018年3月 当社 取締役エグゼクティブヴァイスプレジデント
2018年10月 当社 取締役副社長
2020年4月 ぺプチグロース株式会社取締役(現任)
2020年11月 ぺプチエイド株式会社代表取締役社長(現任)
2022年1月 当社 取締役副社長 COO(現任)
2022年3月 PDRファーマ株式会社 常務取締役(現任)

取締役選任理由
舛屋圭一氏は、当社の研究開発部門における豊富な実務経験と当該分野に関する深い見識を有しています。今後も引き続き取締役会の意思決定に際して、取締役としての職務を適切に遂行できるものと判断しています。
2022年取締役会出席率 100%(19回/19回)

金城 聖文

取締役副社長 CFO
(指名・報酬委員/サステナビリティ・ガバナンス委員/コンプライアンス・リスクマネジメント委員会共同委員長)

生年月日 1977年8月16日
在任年数 4年
所有する当社株式数0株

2003年4月 日本学術振興会 特別研究員(DC)
2005年4月 国立大学法人 東京大学国際産業共同研究センター研究員
2006年4月 株式会社ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)入社
2016年1月 同社 パートナー&マネージングディレクター 2018年1月 当社入社 エグゼクティブヴァイスプレジデント
2018年9月 当社 取締役エグゼクティブヴァイスプレジデント
2018年10月 当社 取締役副社長
2020年11月 ぺプチエイド株式会社取締役(現任)
2022年1月 当社 取締役副社長 CFO(現任)
2022年3月 PDRファーマ株式会社 常務取締役(現任)

取締役選任理由
金城聖文氏は、経営全般にわたる豊富な経験と高度な見識を有しており、その経験や見識を活かし、今後も引き続き取締役会の意思決定に際して、取締役としての職務を適切に遂行できるものと判断しています。
2022年取締役会出席率 100%(19回/19回)

笹岡 三千雄

独立社外取締役
(常勤監査等委員/取締役会議長/指名・報酬委員会委員長/サステナビリティ・ガバナンス委員)

生年月日 1949年7月16日
在任年数 7年
所有する当社株式数200,000株

1978年9月 Massachusetts Institute of Technology Postdoctoral Research Associate
1980年10月 大塚化学株式会社 入社
1988年1月 同社 合成研究室長
2003年11月 同社 探索研究所所長
2007年3月 同社 常務執行役員
2009年8月 同社 顧問
2012年5月 当社 監査役
2015年9月 当社 取締役(監査等委員)(現任)

取締役選任理由
笹岡三千雄氏は、経営者としての豊富な経験とグローバルで幅広い見識を有しており、これまで監査等委員として、当社の経営戦略・計画の策定、指名・報酬決定プロセスへの関与をいただいていることから、今後も同様の役割が期待できるため、社外取締役としての職務を適切に遂行できるものと判断しています。また、同氏は当社の一般株主との間に利益相反が生じる恐れはなく、独立役員として適格であると判断しています。
2022年取締役会出席率 100%(19回/19回)
2022年監査等委員会出席率 100%(15回/15回)

長江 敏男

独立社外取締役
(監査等委員/指名・報酬委員/コンプライアンス・リスクマネジメント委員会共同委員長)

生年月日 1943年12月2日
在任年数 7年
所有する当社株式数7,600株

1967年4月 塩野義製薬株式会社 入社
1970年10月 アイ・シー・アイファーマ株式会社
(現 アストラゼネカ株式会社)入社
1981年6月 シェリング・プラウ株式会社 入社
1997年5月 ローヌ・プーランローラー株式会社
(現 サノフィ株式会社) 入社
2000年1月 アベンティスファーマ株式会社
(現 サノフィ株式会社) 執行役員
2003年5月 株式会社シミックエムピーエスエス
(現 シミック・アッシュフィールド株式会社)代表取締役社長
2003年6月 株式会社PCN 代表取締役社長 兼任
(現株式会社ヘルスクリニック)
2005年10月 ヨーク・ファーマ株式会社 代表取締役社長
2010年1月 Pharma Business Consultant 設立 代表(現任)
2014年4月 岐阜薬科大学 客員教授(現任)
2015年9月 当社 取締役(監査等委員)(現任)
2017年6月 ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社取締役
(監査等委員)(現任)

取締役選任理由
長江敏男氏は、経営者として豊富な経験と幅広い見識を有しており、これまで監査等委員として、当社の業務執行の意思決定、指名・報酬決定プロセスへの関与をいただいていることから、今後も同様の役割が期待できるため、社外取締役としての職務を適切に遂行できるものと判断しています。また、同氏は当社の一般株主との間に利益相反が生じる恐れはなく、独立役員として適格であると判断しています。
2022年取締役会出席率 100%(19回/19回)
2022年監査等委員会出席率 100%(15回/15回)

花房 幸範

独立社外取締役
(監査等委員/指名・報酬委員/サステナビリティ・ガバナンス委員)

生年月日 1975年5月10日
在任年数 5年
所有する当社株式数0株

1998年4月 青山監査法人 入所
2001年7月 公認会計士登録
2009年8月 アカウンティングワークス株式会社設立代表取締役(現任)
2015年3月 アークランドサービス株式会社
(現 アークランドサービスホールディングス株式会社)監査役
2016年3月 同社 取締役(監査等委員)(現任)
2017年9月 当社 取締役(監査等委員)(現任)
2019年1月 株式会社ギフト取締役(監査等委員)(現任)
2020年6月 藍澤証券株式会社社外取締役(現任)

取締役選任理由
花房幸範氏は、公認会計士として豊富な経験と幅広い見識を有しており、その経験や見識を活かし、当社の業務執行に関する意思決定の適法性・妥当性の確保および経営の監視・監督の見地から適切な提言をいただいていることから、今後も同様の役割が期待できるため、社外取締役としての職務を適切に遂行できるものと判断しています。また、同氏は当社の一般株主との間に利益相反が生じる恐れはなく、独立役員として適格であると判断しています。
2022年取締役会出席率 100%(19回/19回)
2022年監査等委員会出席率 100%(15回/15回)

宇都宮 純子

独立社外取締役
(監査等委員/サステナビリティ・ガバナンス委員会委員長/コンプライアンス・リスクマネジメント委員)

生年月日 1971年6月21日
在任年数 2年
所有する当社株式数0株

2000年4月 長嶋・大野・常松法律事務所入所
2007年10月 株式会社東京証券取引所出向
2011年11月 宇都宮総合法律事務所開設
2012年6月 株式会社スタートトゥデイ
(現 株式会社ZOZO)社外監査役(現任)
2013年4月 株式会社ソラスト社外監査役(現任)
2013年9月 株式会社アドベンチャー社外取締役
2018年2月 宇都宮・清水・陽来法律事務所開設パートナー(現任)
2018年10月 ラクスル株式会社社外監査役
2019年10月 同社 取締役(監査等委員)(現任)
2020年6月 平和不動産株式会社社外取締役(現任)
2021年3月 当社 取締役(監査等委員)(現任)

取締役選任理由
宇都宮純子氏は、弁護士としての豊富な経験と幅広い見識を有するとともに、企業法務にも精通しています。これらを活かし、当社の業務執行に関する意思決定の適法性・妥当性の確保および独立した客観的な立場から適切な提言をいただくという役割が期待できるため、社外取締役としての職務を適切に遂行できるものと判断しています。また、同氏は当社の一般株主との間に利益相反が生じる恐れはなく、独立役員として適格であると判断しています。
2022年取締役会出席率 100%(19回/19回)
2022年監査等委員会出席率 100%(15回/15回)

※2023年3月31日現在

取締役の専門性と経験

私たちは、様々な外部環境・内部状況に対応しながら適切な経営判断を進めていくために、多様な専門性・経験を持つ人材を役員候補者として指名しています。現状、当社として重要と考える専門性・経験は「企業経営」「グローバルビジネス」「技術・研究開発」「財務・会計」「人事・労務・人材開発」「法務・リスク管理」「環境」「社会」「内部統制・ガバナンス」です。

役員が保有する専門性・経験(スキルマトリックス)

取締役会の実効性評価

私たちは取締役会の機能向上を図るため、毎年取締役会実効性評価を実施しております。2022年については外部の 第三者機関に直接回答する方法により実施しました。結果のハイライトは以下の通りです。

評価が高い*項目 〇取締役会の構成の多様性
〇社内取締役と社外取締役の人数比
〇経営陣の報酬決定方法
評価が低い*項目 ○各取締役や下位の会議体等への業務執行の委任
○後継者プランの策定・運用
2021年から改善が見られた項目 取締役会議⻑の変更等により、取締役会の審議に必要な時間の確保や、利益相反についての適切な管理について改善が進んでいる結果となりました。
今後の対応 後継者プランの策定は継続的に検討を進めており、業務執行委任のための組織体制や報告体制の変更を進めています。

* 外部機関にて取締役会実効性評価を行った全企業の平均値との比較

役員報酬

ペプチドリームの取締役の報酬については、短期業績目標および中期目標の実現に向けて、優秀な人材の確保と適切な動機付けを可能とし、グローバル企業としてふさわしい水準として決定する方針としています。取締役の報酬については、固定報酬と業績連動報酬の組み合わせとなっています。業績連動報酬は固定報酬の0%から100%の範囲で決定され、報酬全体に占める業績連動部分の構成割合が0%から50%の範囲となるよう設定しています。監査等委員である取締役の報酬は、業績連動報酬制度を採用せず、固定報酬のみとしています。

政策保有株式について

当社では、関連会社以外に現在* 3社の非上場企業の株式を純投資目的以外の目的で保有しています。これらは戦略的提携先である事業会社で、関係維持・強化による当社の中長期的な企業価値の向上を目的としています。

❶上場企業の株式の保有、❷相互持合い、❸金融機関からの政策目的による被保有はありません。

*2022年12月末現在

ステークホルダーとの対話

私たちは患者さん・医療関係者、社員、株主・投資家、ビジネスパートナー、研究機関、行政、NGOs/NPOs、地域コミュニティを主要なステークホルダーとして規定しています。中でも、株主や投資家との信頼関係を構築し、企業価値の適正な拡大を図るために、適時かつ公正な情報開示を行うことを重要性の高い取り組みとして位置付けてます。ペプチドリームでは2022年において総計300件のIRミーテングを実施し、国内外の投資家との積極的な対話を行いました。また、2021年に続きR&Dにテーマを絞った説明会を、2Q決算説明会より代表取締役社⻑CEOによる英語の説明会も開始し、より研究開発活動の透明性を高めるための活動に取り組みました。

内部統制とリスクマネジメント

基本的な考え方

私たちは、取締役会において、「内部統制システムの整備に関する基本方針」を決議し、業務の適正を確保するための体制整備に努めています。
内部監査人を選任し、計画書に基づいて内部牽制および法令遵守の状況等の業務全般を監査し、その結果を社⻑および取締役会に報告するとともに、改善策を提示し、改善までのフォローアップ監査を行うことで、業務改善と従業員の意識向上につなげています。また、財務報告に係る内部統制の整備・運用に関する監査業務を行い、内部統制機能の向上を図るとともに、監査等委員および監査等委員会、会計監査人と意見交換を行い、三様監査の体制のもと連携を図り、効率的かつ効果的な監査を実施するように努めています。

リスク管理体制

従前よりペプチドリームにおいては、「内部統制システ厶の整備に関する基本方針」に基づき、リスク管理を強化するため、「リスク管理規程」を制定し、リスク情報を早期に把握・共有することでリスクの顕在化を未然に防⽌する体制の構築に努めてきました。
また、リスク管理体制をより強化するため、独⽴社外取締役が共同委員⻑を務めるコンプライアンス・リスクマネジメント委員会を設⽴し、グループ全体の観点から、リスク項目および評価の見直しを行うとともに、重要なコンプライアンス・リスクマネジメント上の課題に対する対応策等の審議を行っています。

リスク項目および対策の具体例

・事業継続マネジメント

自然災害や事故による事業中断リスクの分析に基づき、多摩川に隣接する神奈川県川崎市川崎区殿町に事業活動や研究開発活動に関する設備および人員が集中している点を重点リスクのひとつとして認識しています。隣接する多摩川で水害等の自然災害が発生し、当社設備の損壊、各種インフラの供給制限等の不測の事態が発生した場合に備え、⾮常用電源を本社・研究所の屋上に設置し、また研究開発機器を2階以上に配置することで、仮に1階部分が浸水したとしても影響を最小化するための対策を行っています。

・サイバーセキュリティ

近年脅威が高まっているサイバー攻撃を重点リスクのひとつとして認識しています。ペプチドリームでは24時間365日のセキュリティ監視、サーバーレス化、厳格なエンドポイント管理等のセキュリティ対策を実施するとともに、サイバーセキュリティに関する最新情報を定期的に全社で共有すること等を通じて従業員のリテラシー向上に努め、サイバーセキュリティ対策の底上げを図っています。

コンプライアンス・内部通報制度

役職員の組織的または個人的な法令等の違反行為に適正に対応するため、ペプチドリームでは内部通報制度を運用しています。内部通報窓口を社外(外部第三者機関、独⽴社外取締役)および社内に設置し、役職員(派遣社員・パート社員・退職後社員等を含む)から電子メール・電話・ファックス・書面・面会などの手段による通報・相談を受け付けています。2022年における通報・相談件数は 2件でした。受け付けた相談については内容に応じて調査や事実確認等を実施した上で必要な対応を行い、いずれも重大なコンプライアンス違反がないことを確認しています。