本日発表させていただいた通り、MSD社により、PDPS®を活用し見出されたペプチド化合物のフェーズ1試験が開始され、ペプチドリームはマイルストーンフィーを受領しました。
プレスリリースはこちらから
これは、2018年に締結したPDPS技術のライセンス契約に基づくものです。MSD社がPDPSの技術ライセンスを活用したペプチドの臨床プログラムはこれで4つとなりました。
1. 2023/7にフェーズ1入りしたペプチド医薬品
2. 2024/6にフェーズ1入りした炎症性疾患を対象とした治療薬
3. 2026/8にフェーズ1入りしたPETイメージング化合物
4. 今日発表した炎症性疾患を対象とした治療薬
MSD社に関しては、2026/10に、PCC(peptide cytotoxic conjugate)の領域で進捗があり、ペプチドリームへのマイルストーンの支払いが発生したというリリースをしました。今年に入り3つ目のマイルストーン達成であり、MSD社のペプチド創薬が加速されていることを感じます。
今年に入って、臨床ステージに新たに入ったプログラムは、なんと7プログラムとなり、合計で20プログラムとなりました。
多くのプログラムを同時に進めることで、製品を上市できる可能性は高まっていきます。また、この20プログラムをすべて自社で行っているわけではないのがペプチドリームの大きな特徴で、18プログラムはパートナーが実施しています。以下のように、自社創薬とパートナー提携にはそれぞれのメリットがあり、組み合わせて実施することでビジネス上のリスクを低くすることができると考えています。
| 自社創薬 | パートナーとの提携 | |
| 開発主体 | 自社で実施するために試験のデザインや進め方を自社でコントロールできる | パートナーが実施するためにパートナーの都合により方針変換などの可能性がゼロではない |
| 開発リソース(人材・コスト) | 自社で負担 | パートナーが実施するためにペプチドリームの負担にはならない |
| ビジネスモデル | 自社で販売まで行う、またはPoC取得などのアセット価値が高まったところで導出する | パートナーの開発が進むとマイルストーンフィー、製品上市後はロイヤルティや販売マイルストーンフィーが支払われる |
MSD社との提携が非常に順調に進んでいることは大変喜ばしく、今後の進展を楽しみにしています。