日本成長戦略本部の17の戦略分野の1つである「創薬・先端医療分野」の競争力を向上させるための具体策を議論するために開催されている創薬・先端医療ワーキンググループの意見をまとめた参考資料が公表されました。
その中で
- ファーストインクラス製品・ベストインクラス製品の創出
- 感染症対応製品の確保
- バイオ技術関連製品の国産化
が施策として掲げられています。
ファーストインクラス製品とは、全く新しい作用で世界で初めて承認されるものであり、非常に高いイノベーション力をもとに産み出されるものです。ベストインクラス製品とは、同じ作用の製品の中で有用性が最も優れるものです。
ワーキンググループのファーストインクラス製品・ベストインクラス製品に関する議論の中では放射性医薬品も取り上げられています。
- 国内における開発・製造の推進
- 医療現場でのラジオアイソトープ利用促進に向けた制度・体制の整備
- ラジオアイソトープの国内製造に資する研究開発の推進
- ラジオアイソトープ製造・利用のための研究基盤、人材、ネットワークの強化
を進めるとともに、原子力委員会に新たに設置された専門部会における、放射性医薬品の開発・製造・利用及びサプライチェーン強化に向けた今後の取組の在り方に係る検討を踏まえて、さらなる取組を推進する点が議論されています。
ペプチドリームでは、ペプチドのモダリティを活用し、これまでのモダリティでは標的とすることが難しかったファーストインクラス製品の開発も実施しますが、他のモダリティ製品の課題をペプチドによって克服しベストインクラス製品を目指すという取り組みも重点的に行っています。次世代放射性医薬品をはじめ、ペプチドの特性を活かした創薬を進めています。
創薬力向上に関する政府の施策は、ペプチドリームが創薬開発を進めていくうえで後押しとなるものであり、大変ありがたいと思っています。
引き続き、業界全体の動きのご紹介もさせていただきます。